川口市の日立造船富岡機械 会社清算へ

日立造船富岡機械株式会社の本社工場
日立造船富岡機械株式会社の本社工場

東証2部上場の抄紙機械メーカーで日立造船の子会社である日立造船富岡機械(川口市元郷)は、2006年3月上旬に会社清算することを決めた。主力事業である製紙機械事業が、新設抄紙機の設備投資の縮小や機械メーカー間の競争激化による受注量の低迷により2005年3月期まで3期連続で最終赤字を計上する見通しだった。

会社清算は、「通常清算」によって行われ、本社工場の売却などで清算終了時点の株主に会社の資産37億2000万円を還元(分配)する。近年、川口地域では、サッポロビール埼玉工場や川口駅西口の細野鉄工所、日本ピストンリング川口工場など大規模な工場の土地利用転換が進んでおり、円滑な都市再生を進めるため国から「都市・居住環境重点整備地域」に指定されている。

(2005.3.25追加)
日立造船富岡機械株式会社の代表清算人は、3月25日本社工場の売買契約を締結した。川口本社工場の土地は3月14日に締め切られた公開入札により、10数社が参加し売却先が決まった。

日立造船富岡機械川口本社・工場の概要

所在地 川口市元郷1丁目
敷地面積 14,086.81m2
(準工業地域・特別工業地区/建蔽率 60% 容積率 200%)

*日立造船富岡機械株式会社:昭和24年5月28日、資本金150万円で(株)富岡機械製作所設立。36年10月東京証券取引所第2部に上場。56年6月商号を日立造船富岡機械(株)に変更。川口商工会議所加入。川口市元郷1-1-27に本社及び工場がある。

*都市・居住環境重点整備地域:平成16年1月22日に国土交通大臣より「都市・居住環境整備重点地域」に川口・鳩ヶ谷地域の約1,380haが指定。「都市・居住環境整備基本計画案」では、総合的に都市の再構築を進めるべき地区として、(1)川口・川口元郷駅周辺(2)西川口駅周辺(3)SKIPシティ周辺(4)鳩ヶ谷駅周辺⑤南鳩ヶ谷駅周辺―の5地区を設定している。日立造船富岡機械株式会社のある川口・川口元郷駅周辺は、商業・業務の都市機能を強化し、芝川を環境軸として水と緑のネットワークを形成させる。

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